ワークとバケーションを掛け合わせた新しい働き方！ワーケーションとは

新型コロナウィルスの流行により、この数年でテレワークを導入した企業が一気に増えました。人々の働き方が多様化する中で、今「ワーケーション」という新しい働き方が注目を集めています。今回は、ワーケーションについてご説明いたします。

ワーケーションとは
ワーケーションの種類とメリット
高まるワーケーションへの関心
ワーケーションには仮想オフィスの導入がおすすめ！
仮想オフィス空間FAMofficeをご体感ください

ワーケーションとは

ワーケーションとは「Work（仕事）」と「Vacation（休暇）」を組み合わせた造語で、職場や自宅といった普段働いている環境から離れて、観光地やリゾート地で休暇を楽しみながら働くという新しい働き方です。
2018年には「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」が成立し、企業は従業員に対して年5日間の有給休暇を取得させることが義務付けられました。また、2020年以降は急速にテレワークが普及しWEB会議やリモートで業務にあたることが一般的になりました。こういった社会背景や働き方の変化により、場所にとらわれず働く・仕事をしながら余暇を楽しむという考えが生まれてきているのです。

ワーケーションの種類とメリット

ワーケーションは、大きく分けて休暇型と業務型の2種類に分類されます。

■休暇型ワーケーション
福利厚生型
-有給休暇を活用してリゾートや観光地等でテレワークを行う

■業務型ワーケーション
地域課題解決型
-地域関係者との交流を通じて、地域課題の解決策を共に考える

合宿型
-場所を変え、職場のメンバーと議論を交わす

サテライトオフィス型
-　サテライトオフィスやシェアオフィスでの勤務

いずれのワーケーションでも、企業側・従業員側の双方において様々なメリットがあります。

　企業側のメリット

・仕事の質の向上、イノベーションの創出
・帰属意識の向上
・優秀な人材の確保、人材流出の抑止
・有給休暇の取得促進
・CSR、SDGsの取組みによる企業価値の向上
・地域との関係性構築によるBCP対策
・地方創生への寄与

従業員側のメリット

・働き方の選択肢の増加
・ストレス軽減やリフレッシュ効果
・モチベーションの向上
・リモートワークの促進
・長期休暇が取得しやすくなる
・新たな出会いやアイデアの創出
・業務効率の向上

例えば、交通費やホテル代が安く設定されている木曜日の夜に旅先まで移動し、金曜日は午前中だけ通常通りの勤務をリモートでこなします。金曜の午後からはお休みをとってそのまま週末を旅先で楽しみ、交通費の安く設定されている月曜日に自宅へ戻るという働き方が可能になります。このように、ワーケーションは平日の旅行需要の創出や地域ビジネスの活性化が期待できます。さらに、地域課題解決型のワーケーションであれば、雇用の創出、遊休施設の有効活用といったことも期待できます。行政や地域にとっては大きなメリットとなることから、助成金を出してワーケーションをさらに促進しようという政府・自治体の動きも見られます。

高まるワーケーションへの関心

ワーケーションに対する認知や実施意向が着実に高まりつつある中で、特に20代のいわゆるデジタルネイティブ世代においてワーケーションへの関心が高いそうです。

引用：国土交通省　観光庁「『新たな旅のスタイル』に関する実態調査報告書」

ワーケーションへの期待をさらに各類型別に見てみると、休暇型、業務型のどちらにおいても「リラックスできる環境」に対する期待が大きくなっています。また業務型であっても、日常と異なる環境でリラックス、リフレッシュを求める割合が高く、地域関係者やコワーキングスペースなどその場で出会った人達との情報交換や交流に対する期待もそれぞれ10％以上あることがわかりました。地域のコミュニティとの接点づくりや偶発的な出会いなど、計画的な偶発性を求めるニーズも一定数みられ、こうした仕掛けづくりもワーケーションを推進していくうえで重要な要素になるものと考えられます。

引用：観光庁「新たな旅のスタイル」ワーケーション＆ブレジャー

ワーケーションには仮想オフィスの導入がおすすめ！

ワーケーションのメリットについてお話しましたが、一方で「旅先では仕事とプライベートの切り替えが難しくなる」「労働時間の把握が難しい」といったデメリットもあります。そのようなワーケーションの課題の解決には、仮想オフィスがおすすめです。FAMofficeは、オフィスを俯瞰しているようなデザインが特徴的で、旅先などで働いていてもすぐに気持ちを切り替えて業務にあたることができます。みんなで一つの仮想オフィス空間に集まって仕事をして、業務を終了する際には、退勤ボタンを押してサインアウトすれば、またすぐにバケーションへ戻れます。FAMofficeを使うことでどこで働いていても簡単に気持ちの切り替えができ、管理職は労働時間や業務状況を簡単に把握することができます。
会社として社員のワーケーションを推奨する際には、ぜひFAMofficeをご検討ください。