コラム
育児中の勤務選択制度が創設されるかも!?加速する柔軟な働き方において、有効となる仮想オフィスツールとは?

育児中の勤務選択制度が創設されるかも!?加速する柔軟な働き方において、有効となる仮想オフィスツールとは?

2023年6月12日、厚生労働省が仕事と育児との両立を支援するため、テレワーク(在宅勤務)導入を企業の努力義務とすることなどを盛り込んだ報告書案を有識者研究会に示し、話題となりました。本コラムでは、報告書の概要と今後制度が導入された場合の参考として、育児中の社員の方含めたリモートワークにおける社員間のコミュニケーションを円滑にする、仮想オフィスツールのご紹介と実際の導入事例をご紹介します。

スムーズに通話できる仮想オフィス

「親と子のための選べる働き方制度(仮称)」とは?

厚生労働省の仕事と育児に関する有識者研究会は、仕事や育児の両立支援を充実させるため、3歳から小学校入学前までの子供がいる従業員に対して、複数の勤務形態を用意することを企業に義務付ける報告書をまとめました。具体的には、育児中の社員が勤務時間や勤務場所を柔軟に選択できるよう、時短勤務、テレワーク(在宅勤務)、時差出勤などの中から、柔軟に選択できる仕組みを導入することを目指しています。また、残業を免除する期間を拡大したり、病気やけがの子を世話する「看護休暇」を拡充したりすることも検討されています。これらの施策により、子育てとキャリア形成の両立を進め、少子化対策につなげていくことを目指しています。

厚労省の研究会が示した両立支援の見直し案
働き方 ・3歳から小学校入学前までは、時短勤務やテレワーク、時差出勤など
 複数の勤務形態を用意することを企業に義務付ける
・3歳未満の場合、企業の努力義務の項目にテレワークを追加
残業免除 ・残業時間の免除期間を「3歳になるまで」から「小学校入学前まで」に拡大
看護休暇 ・看護休暇の取得時期を「小学校入学前まで」から「小学校3年生修了」に拡大

今後、政府が少子化対策の強化策を盛り込んだ「こども未来戦略方針」に反映させた上で、制度改正の議論を進める方針となっておりますので、動向に注目していきたいと思います。

育児中の勤務選択制度を活用する上で有効な仮想オフィスツールとは?

仮想オフィスツールとは、バーチャル空間上に再現したオフィス環境に社員がアバターとして出社し、本物のオフィスにいるかのように、気軽なコミュニケーションができるツールです。ビデオ会議、チャット、ファイル共有などの機能を有し、離れた場所にいても、まるでオフィスにいるかのように仕事ができるのが特徴で、リモートワークやテレワーク、在宅勤務におけるコミュニケーションの課題解決を後押ししてくれます。現実のオフィスと区別する意味で、「バーチャルオフィスツール」とも呼ばれています。

育児中の勤務選択制度を活用するために、仮想オフィスツールは有効なツールとなります。例えば、アバター同士をぶつけるだけで気軽に雑談ができたり、アバター上でステータスを表示することで、社員の勤務状況やいま何をしているのか状況を俯瞰できるため、オフィスにいる従業員と円滑にコミュニケーションをとることができます。また、インターネット環境があれば、どこからでも仮想オフィスに出社できるため、自宅やサテライトオフィスからでも仕事を行うことができます。

育児中の勤務選択制度と仮想オフィスツールを組み合わせることで、育児中の社員は、子育てと仕事の両立を図り、より充実したワークライフバランスを実現することができます。また企業にとってもメリットがあり、社員の満足度向上や労働生産性の向上、そして人材の確保にもつながります。
以下のコラムでは、仮想オフィスツールとはどんなものか、導入メリットやデメリットなどを紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

仕事と育児を両立した社員が仮想オフィスツールを使った感想

当社では、新型コロナウイルスが流行した2020年より仮想オフィスツール「FAMofiice」を社内で導入しております。中には仕事と育児を両立している社員も仮想オフィスツールを利用しており、実際に使った感想として、「自身の勤務予定を周りに簡単に周知できる」、「リモートでもみんなで一緒に働いているような一体感を感じられる」「お互いの業務状況を簡単にシェアできる」などをメリットとして挙げられております。

フリーアドレス席レイアウト

つぶやき表示で気軽に自身の予定を不特定多数に周知できます。

以下のコラムでは、仕事と育児を両立した社員の感想や実際の勤務スケジュールを紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

FAMofficeは、今後も多様化する働き方改革を支えるツールを目指します

育児中の勤務選択制度が実現すると、従業員の働き方はこれまで以上に多様化し、時短勤務、テレワークや時差出勤などが増えることが予想されます。一方で、皆がオフィスに出社していた時に比べ、コミュニケーションが取りづらくなる場面も出てくると思います。そのような場合に、仮想オフィスツールは有効なツールとなります。FAMofficeは、今後もオフィスにいるのと同じようにコミュニケーションがとれる仮想オフィス空間を実現します。

FAMoffice では、1か月間の無料トライアルを提供しています。

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